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あびあび
気ままにページをめくりながら、ときには鳥肌、ときには心を揺らす読書を楽しんでいます。

主にミステリー小説やホラー小説を中心に、「気軽に読めるけど、忘れられない一冊」をあらすじ中心に紹介しています。

日常にちょっとした刺激が欲しいとき、次に読む本を探すとき、ふらっと立ち寄ってもらえたらうれしいです。

気ままな読書の参考に、どうぞ。

【ネタバレなし】『やまのめの六人』読了レビュー|ミステリ×怪異の融合が最高におどろおどろしい!

こんにちは!
気ままな読書を楽しんでいるあびあびです。 今回は、ミステリ×怪異の融合
『やまのめの六人』
を読んだので、ネタバレなしで感想をまとめます!

ピエロとカエルが描かれた表紙がとにかく印象的で、それだけで読みたくなりました。装丁、大事です。(文庫版は違う装丁でした)

目次

『やまのめの六人』あらすじ

嵐の夜、何かの“仕事”を終えた6人の男たちが、車で山中を逃走中に土砂崩れに巻き込まれる。

仲間のひとりは死亡し、残りの5人はやむなく近くの一軒家へ避難。だが、そこは不気味な老婆が住む、恐ろしい館だった。

拘束された彼らを待っていたのは、謎と恐怖の連続。

そしていつの間にか「仲間の中に化け物がいる」と判明し……極限状況の脱出劇が始まる!

『推しの殺人』読後レビュー(ネタバレなし)

常に緊張感!増え続ける謎!

6人で逃げていたはずが、もう1人死んでる。…でも待って、そもそも最初から6人やったっけ?という混乱。

「何から逃げている?」「6人目って誰?」「このミカンは?」といった謎が次々に出てきて、ページをめくる手が止まりません。

怪異とミステリの合わせ技が最高

誰もいない嵐の山奥、逃げられない館、登場人物の心理の怖さと化け物の不気味さ――ミステリとホラーの怖さのいいとこ取りで、空気感がずっと不穏で良い!

章ごとの視点変更も良く、時間軸が少し重なる描写があることで、まるで1つの出来事を複数カメラで見ているような面白さがあります。

表紙の意味も明かされる!

読み進めるうちに、「あの表紙ってそういうことか!」と分かる瞬間があり、デザインと内容のリンクにニヤリ。

ミステリとしてもホラーとしても、両方好きな人には大満足の一冊です!

こんな人におすすめ!

✔️ ミステリとホラーを同時に味わいたい方
✔️ 不穏で緊張感ある空気が好きな方
✔️ 離れ小島や山奥の館といった“閉鎖空間”が好きな方
✔️ 多視点構成のサスペンスを楽しみたい方

あらすじ紹介ショート動画はこちら!

まとめ

人間の恐ろしさと超自然的な恐怖、そして閉ざされた空間の持つ圧迫感。この三つが絶妙に絡み合うことで生まれる独特のおどろおどろしさが魅力的です。

常に張り詰めた緊張感の中で、増え続ける謎に引き込まれます。気づけば一気に読み進めてしまう作品です!

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