そろそろゴールデンウィーク!
2024年のゴールデンウィークは3日連休と4日連休。3日連勤に阻まれてます。
最大10連休とかで盛らないでほしいと思う今日この頃。
さて今日も気ままにいきましょう!
きままな感想
たまたま特殊設定ミステリでした!ラッキー
魔女の犯行でしか説明がつかない!
という事件のときに開廷される火刑法廷。
この世界で明らかにされている魔女の能力は
『魔女は箒に乗って飛行することができる』
『魔女は猫に変身することができる』
『魔女は他者の感情を操ることができる』
毒入り火刑法廷
の3つ。
これらを使ってどんな密室殺人をしているのか?
それとも、魔女の犯行と見せかけて、人間が起こしている事件なのか?
というのが興味をそそられました!
火刑法廷では事件の犯人かどうかではなく、「その被告人が魔女かどうか」が問われます
だから犯行をしていなくても魔女だと判決が下ると燃やされて殺されてしまう…なんて可哀想な
そんな魔女を救う弁護人が、派手な厚化粧の毒羊。
毒羊の弁護は、のらりくらりと嘘をついたりしながらも“被告人が魔女とならない”ように辻褄を合わせていくスタイル。
無理やりなのに理路整然と嘘をつく姿は圧巻。
嘘をつくときは堂々とつきましょう。
あんまり法廷もの読まないけど、こういうのも弁護士の技なんですかね。
真相ないがしろにして、弁護の為とはいえ、それっていいの?って思ってしまう…
でも法廷ではあり得ることっぽいなーとも思ったり。
関係ないですが、毒羊は自分のことを小職って言います。初めての言葉で勉強なりました。
そんな弁護をする毒羊ですが、ちゃんと真相を暴いていったり、真相をすでに見破っていたりもします。
最後の法廷では多重解決していく爽快感も!
正直、最初の法廷では、これで終わり?っていうモヤモヤ感がありました。
で?真相は?そんなこと気づかない?みたいな。
しかし、毒羊の正体や、事件の真相、陰謀などが次々と明かされていきます。
だから気長に読んで正解でした!(^^)
間取り図も各事件についていて、親切。
ページをいったりきたりしながら、読みました。
途中、なかなかシリアスな事件があります…
心が痛いです…
表紙に描かれているような、いたいけな少女たちがたくさん出て、そんなに過激では無さそうと思ってました。
楽しそうに少女たちがわちゃわちゃと話して読みやすいなって油断してました。
さすが毒入りですね!
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