おっさんずラブリターンズ展WE ARE ALL FAMILY観に行きました。部屋が再現されていたり、おむすびころりんで写真を撮れたり良かったです!アクスタ欲しかったけど揃えると高かった!
ということで気ままにいきましょー
きままな感想
「〇〇の殺人」系で美しいタイトルの僕的ベスト1になりました!パチパチパチ
なんか綺麗よねー
此の世って漢字なのがいいんかなー
の、が多いのがいいんかなー
小惑星が衝突すると発表され、無秩序となった世界。
そんな世界で殺人をすることにも、その犯人を追うことにも意味はない。
しかし、自分の正義感を信じて疑わない自動車教習所の先生と、それに付き合わされるこの世界でわざわざ運転免許を取得しにきた生徒が、
教習車の中にある凄惨な遺体を発見しその謎に立ち向かうこととなる。
…というストーリー。
映画のドントルックアップや、知念さんの神のダイスを見上げて、のような状況の世界かな?(確か)
終末系?終焉系?
そんな中で殺人事件を追うというもの。
他にやることあるやろ!
とは思うけど、こんなときでも揺るがない正義感はすごいですね。
文章を読んで頭に浮かぶ絵が好きでした。少しくすんだ色合いで想像されて、ほとんど人のいない、廃墟のような街で最期の日常を送っている光景が、哀愁があり、少し愉快で心がすんとしました。
山奥で首吊り自殺がたくさん揺れているのも、怖いという感覚がなかったです。
それもこの世界がすでに死を前提にしているからか、この世界じゃそんなの普通と思ったのか。
探偵役2人が手掛かりを元に太宰府を駆け回る足を使った地道な推理。
その冒険の中で、どこにも逃げずに生活を送る人々に出会い、この異質な世界でのそれぞれの生活を垣間見ることになる。
そこにこの特殊設定ならではのドラマがあります。
そんな世界ですが、少しずつ協力する仲間が増えてパーティとなっていきます。人が増えると心強くなりますね!
その出会いに助けられて、どんどん連続殺人の真相に近づいていきます。
まぁその出会いは悲しみも生むわけですが…
ミステリとしてよりも、終焉を迎える地球での冒険物として楽しんだ感じがあります。
倫理観や正義のあり方なども考えさせられますが、ハラハラとスリリングな場面もあり、いろんな感情が動くエンターテイメントでした!
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