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きまま
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気の向くままに読書しています。
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「密室狂乱時代の殺人」大掛かりな密室も繊細な仕掛けも

2024年は桜の開花が遅かったですね!ようやく見ごろ!

では気ままに感想を書いていきます!

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気ままに感想

AIイラストすごい!ハリウッド映画になったときはこんなのですかね。

ということで、密室黄金時代の続編です!前作の気まま感想はこちらです。

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前回の密室黄金時代がすごく面白かったことと、前回の結末の答えが続編で明かされるかと思い読みました!

今回も次々と密室殺人が繰り広げられていく狂気の設定。それがまるでゲームのように。

つまり

しゅう

密室殺人ミステリーを狂ったように読みたい!

という人におすすめですね!

密室殺人のトリックが暴かれなければ、疑わしきも罰せられない時代。

捕まりたくないという理由で様々な密室を、いろいろな人が考えるという空前の謎解き時代のお話です。

確かにリアル密室ゲームとかあったら面白そうやけど。リアル脱出ゲームみたいな。

なので、金のために…親の復讐で…みたいなものがなく、すべてロジカルに、トリック中心のミステリでした。その分しっかりしたトリックで魅せるので気持ちいいです!

前回同様、職業に因んだ名前でキャラクターを覚えやすく、みんな個性が濃いです。

今回は密室黄金時代を作ることとなった裁判官も登場し、因縁と相手と因縁の密室殺人にどう絡んでいくのかというのも見ものでした。

舞台は金網に囲まれた島とミステリ作家の建てたいくつかの建造物。これはどんな仕掛けのある館なのかと警戒してしまいますね。

それらの島と建造物を活かした殺人が目白押しでしたー。でも事前にヒントは出されているので考えればわかるはずの仕掛けばかり。そういうフェアな感じがありがたいですよね。

個人的に、これの後始末はどうしたんやろ…と思ったものもありましたが(ちゃんと読めてないだけかも)、大掛かりなトリックはエンタメ感満載で楽しめました。

そして最後の最後には、序盤から巧妙に仕掛けられた秘密が…!いや、そういうミステリもあったんかい!と不意を突かれれますねー。しっかり読み解いている人は分かるのかも…

また続編が出れば読みますー

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この記事を書いた人

気の向くままに読書しています。
ただ思うままに感想を書いているので、ネタバレもあります。
サムネ作り頑張る。

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