目次
読もうと思ったきっかけ
白井智之さんのファンだからです。
※簡単なあらすじは書けないです
帯に「絶対に事前情報なしで読んでください」とあるため何も書けないです…!
私の気持ち
何も書けないけどめちゃ面白かったです。
「人間の顔は食べずらい」からずっと好きで、この頃から読者を選ぶ作品なので、おすすめ!とは言えないのですが(すいません)、私はこの読み味が美味しいです。
仕事中のふとしたときにインパクトのあるシーンがよぎってしまったり。不可解過ぎる謎をついつい考えてしまったり。この世界なら自分はどうするだろうと考えたり。過没入して物語内に魂を置いてきてしまったような感覚になりました。
私はあんな世界で暮らしたくないのに。
特殊設定ミステリで、なかなか複雑な設定ですが、文章自体は読みやすいので一つ一つ丁寧に読んでいきました。このルールを正しく理解して読み進めないと、トリックの感動が薄れると思いますので。
難解な映画では理解しないまま進んでいくところがあるけど、小説は自分のペースで物語を進めるからいいですね。
いろいろと明かされていくところでは脳みそがフル回転しており、事実を目の当たりにするたび目を見開いていました。丁寧に読んでいて良かったと心から思いました。
さいごに
私の脳ではこの世界を一生思い浮かべることは無かったので、エレファントヘッドを創ってくれて感謝です…
オリジナリティが強すぎる、白井智之さんでしか味わえない読書体験が病みつきになります。
すぐにもう一度読み返しました。
久々に過去の作品も読み直していこうと思います。
コメント