目次
あらすじ
高校時代に自殺したと思っていた親友の朝日から連絡がくる。
再会に喜ぶ時子は、家が無いという朝日を家に呼ぶことにする。
働きもせずなかなか家を出て行こうとしない朝日。
最初は会えて嬉しかった時子だったが、徐々にもやもやとした気持ちが募っていく。
きままな感想
タイトルは何重否定してるんや?
結果どっちなんや?
かまいたちの漫才見てるみたい。
でもタイトル通りのお話。
芥川賞候補作です。たまーに読む純文学。
この守りたいという気持ちと疎ましくなる気持ち。分かるような分からないような。いや、僕は分からない側かも。
しゅう
胸にもわっとした空気が溜まって苦しくなる感じがした。はがゆい。
家でうだうだして、バイトすぐ辞めて、自分の実家に居候して、服を勝手に着て、たまに面倒くさい構って感を出してきて、僕は無理だけど…それでも守りたいと思わせる何かが朝日にはあるんやね。
なんかストーリー的に人を惹きつけるものはある感じやし。
まぁ小説に共感を求めるものでもないし、こんな感情あるんや、って感じで読めばいいんやろうけど、ずっともどかしかったー!
時子言っちゃえよ!
って。
それと両親が悪い人じゃないけど嫌な人?面倒感があって、その辺もいずい感じがしてた。お父さんの感じ嫌いやわー笑
登場人物みんなが心をかき乱していく。
いつものとは違う感情がたくさん動いた。でも純文学むじぃ。
なんやかんや短いってのもあり一気読み。
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